うつろ船

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つろ船

 

 こんにちは神崎慎一郎です。

どっぷりと秋が深まってきました。今回は「うつろ船」なるものを紹介したいと思います。

最近神社だの山だのが多かったのですが久々にミステリーハンターらしく不思議なもののお話をしましょう。

 皆さんはUFOはご存知ですよね。

一番有名なのはアメリカのロズウェルに墜落したUFOじゃないでしょうか?はたまたアダムスキー型円盤でしょうか?

 こんなUFOの目撃事件が日本でも起きていたのを知っていますか?それが「うつろ船」なるものです。

 江戸時代には結構UFOの目撃事件は多く、「鍋のフタが飛んで来て人をさらう」そうはちぼん伝説を語っていたそうです。

 当時はUFOなんて言う概念はなくよくお坊さんが葬式の時に「ジャジャン」と打ち鳴らすシンバルのようなものを「そうはちぼん」といい、目撃したUFOがこの形に似ていたとからそう呼んでいました。

 私の大好きな宇宙船やUFOのデータベースがある石川県のコスモアイル羽咋は昔からよくUFOが目撃され「そうはちぼん伝説」としてUFO目撃談が残されているそうです。

 この話には多くの目撃談のほか、多くの目撃証言として謎の絵が残されている。

 中でも「うつろ船の蛮女」として1825年に「兎園小説(とえんしょうせつ)」の中に収められていた話の一つで「南総里見八犬伝」の作者、曲亭 馬琴(きょくてい ばきん)が月に一度、人を集め奇妙な話を披露する会(なんだか●●の会に似ていますが・・・・。)の話を本まとめたものでした。

 話はこうです。

享和(きょうは)三年(1803年)二月二十二日、常陸(ひたち)の国「はらやどり」という浜で、沖の方に舟のようなものが見えた。

 浦人(漁民)たちが小船で出て浜辺に引き寄せてみたところ、舟の形は香盒(こうごう)のように丸く、長さは三間(約5.45m)あまり、上は格子のガラス窓を樹脂で固めてあり、底は鉄の板を筋のように張り合わせていた。

 おそらく岩礁から船底を守る工夫だろう。皆で上の方から舟の内側を覗いてみたところ、見慣れない風貌の女性がひとり乗っていた。

その眉と髪は赤く、顔はピンク色。髪型は白くて長い辮髪(べんぱつ)で、背中に垂らしていた。

 言葉が通じない以上、どこの者か尋ねることもできない。

この蛮女、二尺(約60cm)四方の箱を持っていて、特別愛着のあるものとみえて、片時も離そうとせず、誰にも触らせようとしなかった。

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 船中にあるものをつぶさに調べたところ、水二升が入った小瓶、敷物二枚、菓子のようなもの、肉を練ったような食料があった。

 蛮女は浦人たちが集まって話し合っているのを、微笑みながらのんびり見ているばかりであった。

 古老が言うには、「これは蛮国の王の女が他所へ嫁いだものの、不貞が発覚して相手は処刑されたが、さすがに王の娘では殺すわけにもいかず、うつろ舟に乗せて流すことで生死を天に任せたのではないか。もしそうなら、その箱の中はおそらく処刑された愛人の首であろう。幾分か昔にもやはりこのように蛮女がが奇妙な船で流されて近くの浜に漂着したことがあった。

 その船中にはまな板のようなものに載せられた生々しい人の首があったという。このことを考え合わせれば、その箱の中身もおそらく生首であろう。そう考えれば蛮女がそれを愛着を持って離そうとしないのもうなずける。」と。そして、これがお上に知られては村の負担も大変だ。 

 以前にも海に戻してしまった例もあるのだからと、また元のように舟に戻して沖へ引いて流してしまったという。

  また、その舟に意味不明の蛮字がたくさん書かれていたという。

そういわれてみれば、イギリス船にもこのような蛮字があった。当時の人にとっては英語も奇妙な文字であったから仕方がない。

 その蛮女はイギリスかベンガル、もしくはアメリカあたりの蛮王の女ではなかろうか。と考えたのもうなずける。

 そうはいっても多くの文献に残っていて全くの作り話としてしまうのはなんだか大人げないし、ミステリーとしてはつまらない。

 実際、火のないところには煙は立たずでこれだけ多くの文献にこの話が残っている限りは、たとえUFOの接近遭遇でなかったとしても何らかの船状のものが漂着し、見たこともないような服を着た南蛮のきれいな女が箱を抱えて乗っていたことは事実であろう。

 近衛以外に多くの類似した絵が残されていて、どれもこれも同じような絵であること。この絵の中に意味不明の文字があるが近年のUFO目撃事件でも王の文字のようなものが書かれていて話題になっていたが、この「うつろ船」にも以下のような文字が書かれていたのは興味深い。

 いかかだろうか?UFO事件ではないと言ってしまえばそれまでであろうが、イギリス人やポルトガル人をよく知っている現代人にとって、絵の中に描かれた文字が英語やポルトガル語ではないことは火を見るより明らかである。

 実に興味深い。

こんな古文書がたくさんあったならミステリーの話も尽きないのでしょうね。

興味がある方はもっと詳しく調べてはいかがだろうか?

                                    神崎慎一郎

 


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