鈴石天神

鈴石天神

「肥付き石」からしばらく山を登った中腹あたりに「鈴石天神」がある。この石はもともと、私の息子が教えてくれたもので、当初私自身もっと違う形を想像していた。
写真を見ていただくとわかるが卵形をした6mほどの大きな石で、その石の真ん中あたりにぽっかりと、人の頭ほどの穴が開いている。私はこの石を見たときまるで、スズメバチの巣のようだと思ってしまったが、皆さんはどうだろうか?ただ近寄ると実に巨大ない岩である。
鈴石天神この穴、人工的にあけた穴ではないようでノミの跡とかが一切ない。ところがぽっかりと空いた穴より中のほうが広くその穴は奥へと続いている。
この穴に古銭を投げ込むと7日7夜「チャリン、チャリン」と音が鳴り響いていたため、「鈴石」と呼ばれている。またこの石のことを「金輪石」ともいうらしい。
恐る恐る手を置くに伸ばしコインを投げてみる。「チャリン、チャリン」とコインが落ちていく数秒間鳴り響いていたが、どこかにひっかかったのか音は止んでしまった。でも数秒間とは長い間なっていた。5~6mは落ちて行ったように感じた。この石の横には岩盤を切り取ったような跡もある。麻機には駿府城石垣を切り出した記録があるのでこの場所だったかもしれない。

 


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